昭和史 忘れ得ぬ証言者たち
○保坂正康：講談社文庫
以下文庫紹介引用；
菊池寛賞受賞の栄誉に輝く、「保阪昭和史」の到達点！
歴史の決定的瞬間に居合わせた者、戦後を寡黙に生き抜いた者。真珠湾攻撃時の日本大使館員からA級戦犯の最期の声を聞いた宗教家まで、文献にはない迫力ある証言の数々。取材した相手の数のべ4000人、菊池寛賞受賞に輝く昭和史研究の第一人者が、次代へと語り継ぐ貴重な肉声を1冊に！（『一語一会』改題）
○コメント
歴史に影響を与えたまたは渦中にいた人物に関し、決して教科書には書かれる事のないであろうその人物像や背景について著者のインタビュー内容や印象に基づき記述。渦中の人々がその時代に感じていた事も纏められており、昭和史を少し違った視点でみつめる大変興味深い本だと思う。
