2005-05-02 呼人 読書日記 ○著者:野沢尚(講談社)☆☆☆★★ 12歳で成長の止まってしまう呼人。親友たちが成人し、それぞれの人生を歩んでいくなかで呼人は彼ら&彼女らの聞き役になり、一方では自分の生い立ちを追及していく。 序盤まで、呼人をとりまく親友たちの青春を中心にそれぞれの思いを綴られている部分は面白かったが、終盤になるとどうも話が飛んでしまって少し残念。