2005-02-18 生きる 読書日記 ○著者:乙川 優三郎(文芸春秋)☆☆☆☆★ ①藩主に追腹を禁じられた又右衛門の苦悩と孤独な生涯を描く「生きる」、②生活苦で娘を売りに出しながら、生涯を掛けその娘を救い出そうとする浪人・素平を描く「安穏河原」、③役人喜蔵としょうぶのせつない恋話を描く「早梅記」の3部からなる時代小説、どれも感動的内容でグットくるものがあります。