2004-01-08 不毛地帯 読書日記 ■著者:山崎 豊子(新潮文庫) ■お奨め度:☆☆☆☆☆ + ■ストーリー: 大本営参謀であった壱岐正がソ連軍に拘留後、11年間の強制労働を強いられたシベリアと総合商社勤めの2つの不毛地帯で過ごした半生を描いたストーリー。モデルは伊藤忠商事、著者のいつもながらのリアリティ溢れる内容は、戦後日本の経済復興に総合商社が大きく貢献したことを改めて認識するが、一方では官民の泥沼的な癒着構造には・・・である。(本自体はお奨め!)